こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。
不動産業界で働いていると「何でこんなことが」と思うようなことにぶち当たります。今回は「耐久性の高い家」について、記事をまとめました。
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100年持つ家
パンフレットを見て一瞬、「えっ」と思ったのが「100年住める家」という文字。
どうやら「耐久性の高さ」を売りにしている様子。
そりゃ、人の寿命は延びてはいるけれど、果たして100年暮らせる家を建てる必要はあるのだろうか?と思ったのです。
本当に100年持つのか?
一番初めに持った疑問が、建物が頑丈でも地盤が崩れたらおしまいでは?ということ。
昨今では、海沿い・山沿い関係なく、多くの人が暮らす町中でもあり得ないくらいの規模の自然災害が勃発しています。大雨で地盤が緩んだり、床上浸水するかもしれないし、地震で地面が傾いたり割れたりするかもしれない。
頑丈な家は、頑丈な地盤あっての価値では?
100年も同じ場所に住むのか?
次の疑問が、100年も同じ場所に住み続けるのか?ということ。
自分たちがその場所が好きだったり、或いは通勤・通学の便を考えてその場所に家を建てるのはいいとしても。
果たして子供や孫の代まで同じ場所に住み続けるか...といえばそうじゃない可能性の方が高いのでは?子供は子供、孫は孫で自分の好きなところに住みたいはず。
その場合、100年持つ家というのはどこか荷物になるような💦
駅前など便利な場所にあればまだ次の買い手が付くかもしれないけれど、辺鄙な場所だと建物のスペックが高くても売れ残る可能性が。100年とは言わず、その家族の代が住む年数分だけ持てばいいのではないだろうか?
適度に住み替えできる環境がいいのでは
他にも、いくら「100年持ちます! キリッ (`・ω・´)」って謳っていたとしても、ある程度の年数が経った頃には、当時家を建てた人も売った人もいなくなっている可能性が高いのだから、「100年持たなかったじゃないか、キー!」と言っても、文句言えないよねー...なんて疑問も浮かびます。
いずれにしても、前述の通り自然災害だとか、後々家を残される人のことを考えると、耐久性がいい家を高い値段で買うよりも、適度な価格の家をその時々のスタイルに合わせて住み替える方がいいのではと思います。
まとめ|長持ちすりゃいいもんではない
何か物を買う時は、ついつい「長く使えるか」「丈夫かどうか」を気にしますが、物によっては適度に買い替えできるものの方がコスパが良かったりもします。
家に関しては、私が感じるのは箱(建物)よりも土地。立地が大事。
住宅メーカーや不動産屋の話を鵜呑みにせずに、自分で考え、自分の家族や生活に合った暮らしを選びましょう٩( 'ω' )و
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