「安定」が手放せない人へ

こんにちは！　MIYA（@miya38_freer）です。

やりたいことはあるのに、「安定」がいつまでも手放せない人...ズバリ私のことですが（！）、同じような状況に陥っている人へ記事をまとめました。

▶︎「人生の作りかた」カテゴリー

コロナで変わった人生

2020年3月、コロナが広がる年の春に正社員を退職後「自由に生きる！」と言って早4年半経ちました。

「正社員」という肩書きは「二度と嫌！」とあっさり手放し、セラピストやブロガー、占い師として個人事業を立ち上げたものの。

一方で、夫と出会い再婚して派遣で働き始めるという「安牌」な道も歩んでいるという、

いいとこ取り

しながらも

イマイチ突き抜けない

人生を歩んできたなぁと思っています。

「安定」は悪いことではない

私たちの親世代では当たり前の「終身雇用」なんてもはや崩壊しているし、「年金で暮らせる穏やかな老後」なんて今でさえ危うい💦

そんな世の中だからこそ、「安定」を求めるのは仕方がないし、やりたいことをやるにしてもまず大きく踏み込むための土台・基盤はあった方がいいよね、とも思えるのです。

もちろん、逆境に突き落とされたからこそ「何としででも浮上しなければ」とがむしゃらに頑張れる人もいますが、全ての人がそういう資質を持っているわけではなく、あまりに深い沼や崖底の場合は「もう無理ぽ」と諦めちゃう人も多いのではないでしょうか。

なので「大きく踏み出す前に安定を作っておく」「いつでも立ち返れる場所を作っておく」というのは、逃げのようでありながらも、賢い道かもしれません。

その後どうするかが問題

で、問題なのはその後。

「安定からいつ抜け出すんだ？」

ということ。安定の場所を作ってしまうと「このままでもええやん」「敢えて冒険する必要ある？」なんて思っちゃうんですよね。

まさに50歳になった頃の私がそう。「このまま小さな起業と派遣でもええやん」「もうやりたいことないかも」なんて、最初の志はどこ行ったんだ？と思えるような生き方を選択しようとしていました。

▶︎ 50歳ですが、もうやりたいことがありません

それでもやっぱり、私の中でどこか「違う」「異議あり！」と訴えてくる感覚はあって。今まで作った安定をバネに、次に進もうと決めたのが2024年9月。ここまで4年半。長っ！

無理に手放さなくていい

私と同じように、「やりたいことはあるけれど、今の生活を崩すのが不安」という人は、まず私のような「いいとこ取り」を目指すのも手です。

つまり、やりたいことを「小さな起業」みたいな形でちょこちょこやりつつも、安定した仕事や生活は保っていく。

「どっちかをやるなら、どっちかは完全に辞めろ！」なんて言う人もいますが、今は色々と便利なツールはあるし、どこにいても情報や人と繋がれる時代になっています。

やり方次第では両立していけるし、それでも「本業が忙しい」という人は、今は本業に打ち込んで「安定」を築いていく時期なのかもしれません。いずれにしても時期が来たら「もう無理」「こっちをやろうよ」って心の声が湧き上がったり、本業から見放される（！？）こともあるかもしれません。

私にとってこの4年半は「整える」時期だったように思えます。

今は応援してくれる夫という心強い味方はいるし、派遣でもそれなりにやっていけるという自信はあるし、小さな起業も地味ながらも育ってきているし、遠回りなようでいて、全ては今のタイミングのためだったのかなぁと思っています ^^

まとめ｜無理に手放さない、でも心の声は聞いて

そんなわけで「やりたいことはあるけれど、安定が手放せない」という人は、今すぐ全部手放そうとするのではなく、今がどんなタイミングなのかを見極めてみましょう。

もうちょっと安定が欲しい・まだまだ不安なら、現状維持かやれることから少しずつ始めてみるのも可。気持ちが「もう十分」「次に行きたい」と訴えてきたら手放しのタイミングかもしれません。

周りのペースではなく、自分のペース、自分の気持ちを大切にしてくださいね٩( 'ω' )و