水原一平氏の違法賭博事件に思うこと

こんにちは！　MIYA（@miya38_freer）です。

記者会見を開き、事の成り行きを説明した大谷翔平選手。が、他の方も書いているように、色々と疑問は残ります。

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完璧な記者会見

出勤前に記者会見をテレビで観ましたが、完璧のひと言に尽きる内容でした。

理路整然と起こったことを話しながらも、ところどころで大谷選手の心情を吐露。大切に思っていた人、信頼していた人からの裏切りを知って「ショック」という言葉だけではうまく表せない...との表現。

そして「本当に野球が好きなんだな」「ファンを大切に思っているんだな」と感じさせる、「シーズンに集中する」「あとは弁護士や警察にお任せする、それに対して協力する」という発言。

事実をきちんと話しながらも、人間味も感じさせる、全てにわたって完璧な記者会見だと感じました。

他人の口座に簡単にアクセスできるのか

それでもなお、多くの人が抱いている疑問。

他人の銀行口座に簡単にアクセスできるのか

ということ。

大谷選手側からは「盗まれた」との発言があり、窃盗となると「意図しないところに無理やり侵入されて奪われた」というニュアンスを感じます。一方、他の人も指摘しているように、一部の口座の管理を任せていた可能性もあるかもしれません。

その場合は、家政婦のように「家に入ることは許可していた」が、「勝手に家の中のものを持ち出された」ことを「盗まれた」と表現している可能性があります。

いずれにしても、私生活までも共にしていたとはいえ、いち通訳が他人の巨額な資産に簡単にアクセスできる状況にあったことに疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。

水原一平氏はどこに行った

それから、当事者の水原一平氏はどこに行ってしまったのか？

「あれは嘘でした」の発言後、妻もろともメディアから姿を消し、行方がわからなくなっています。

もちろん、警察や弁護士関連の人が身柄を確保している可能性が高いのだけれど、変に想像力豊かな私としては、とある筋からお金を渡され、どこぞやの国で妻と2人雲隠れを決め込んでいるのでは...なんて変な想像もしてしまいます。

大谷翔平さんの言っていることが全て正しいのであれば、水原一平氏側からの説明や謝罪があってもいいのでは？と思うのですが。

トカゲの尻尾切り？

今回の事件発覚後から、水原氏解雇、そして大谷翔平選手の記者会見までのスムーズな流れに感嘆とするばかりです。

メディアの憶測や報道が広がる前に、綺麗な形で手仕舞いをしたなと...。

これは大球団や大企業だけでなく、一般企業でもよくある話。不祥事がわかったら、大問題に発展する前に当事者を切る。そして「元従業員」という肩書きをさっさと与えて「今は関係ないです」と言ってしまう。

何十年も会社のために働いていた人、会社にとって「人財」「家族」として扱われ、それなりの役職を与えていた人でも、会社にとって不都合となる出来事を起こせば即座に切られ「過去の人」とされてしまうのです。

水原氏の件は事件性もありまた違うのかもしれませんが、これまで関わった人たちが一斉に梯子を外した様子を見て、なんだかなと思うのでした。

まとめ｜会社も社会も守ってはくれない

どんな成功者や功労者であっても、会社や社会にとって不都合な存在となると、即座にその場から退場させられ、存在自体を無かったものにさせられます。

「どんな人生も、一寸先は闇」。それを肝に銘じて過度に人や会社に依存し過ぎず、自分を保って、自分の人生を大切にしていくこと、それが大切なのではないでしょうか。