英語ができないのに、海外に放り込まれた話

こんにちは！　MIYA（@miya38_freer）です。

新しい派遣先では引き継ぎ期間もなくって、すんごい余裕ないんだけど、英語ができないのに海外に放り込まれた経験があり、どんな環境に投げ出されてもその時よりは楽だと思えるのです。

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海外行けば英語話せる神話

ゴリゴリの男性社会の古い会社にいた頃、社長が何をトチ狂ったのか急に「これからの時代は海外だ！」「うちの会社も海外進出するぞ！」と宣いました。

そして全く英語が使えないにも関わらず、私も海外事業に巻き込まれることに。

しばらくは、英語がちょっぴり話せる元中国人上司（日本に帰化）の下で海外事業を手伝うも、「それではMIYAさんが成長しない」と社長が余計な思案。

そうだ、MIYAさんをシンガポールに１ヶ月送り込み、英語学校に通いながら、現地の顧客と打ち合わせをしてもらおう

そうすれば英語力も上がるし、案件も纏まるだろう

たった1ヶ月海外で暮らしただけで英語ができるようになるわけないし、仕事だってそんなに上手くやれるわけがない。「アホか！」と私のみならずみんな思ったけれど、社長の言うことなので命令には逆らえない。

当時、本社の管理本部は開国反対派で、「海外行くなら勝手に行けよ」「お前なんぞ助けるもんか」という態度。

仕方なく、自分で現地の英語学校を探して申し込み、宿泊先のホテルも全部自分で手配しました。

4日目で登校拒否

シンガポール滞在中は、午前は学校、午後は客先で打ち合わせというハードな日々を過ごしました。

英語学校は、入学テストの成績は良かったので結構上のレベルのクラスになりました。が、日本人あるあるで、試験（読み書き）は優秀だけど実地（聞く話す）がまるでダメってやつでした。

授業ではコミュニケーションが上手く取れなくって、通学4日目・5日目は学校に行けませんでした orz

仕事も仕事で、会話がろくにできないのでお客さんに相手にされなくって、これまた凹みまくり orz

なんか辛かったです。

このままではいかん！と復活

が、「このままじゃダメだ」と6日目に復活。

「英語が出来なくても、やれることはあるはず」

「何の成果も出さずに帰るのは絶対に嫌だ」

持ち前の負けず嫌いの精神で思考を切り替え、英語学校と客先に通いながらもシンガポールでの行動範囲や人脈を広げ、プロジェクト情報など仕事に関する情報をせっせと集めて本社に報告していたのでした。

最初に指示された案件はまとまらなかったけれど、他の案件を拾って次の仕事に繋げることができました◎

↓英語学校のみんなと最終日に撮った画像

どんな環境でもやれる事はあるはず

今の派遣先でも、引き継ぎは全然間に合いそうになくって、わかんないこともたくさんあって「どうしよう」状態だけど、そんな状況でもやれる事はあるはず、このまま負けるのは嫌だという気持ちで取り組んでいます💪

当時は、シンガポールという知らない国でたった1人きりで戦っていたけれど、今は勝手知ったる日本で、配属先の人達や、家に帰れば夫のサポートもあったりして恵まれています✨

どんな状況に陥っても、あの時のシンガポールの経験があれば乗り越えられる気がします。

そういやシンガポールの数年後には、これまた1人で知らない国に駐在事務所作って放り込まれたんで、なんか放り込まれ慣れしてるのかも（そういう星回りなのかもなー

まとめ｜今やれることに集中する

そんなわけで、ちょっとバタバタしながらも、あの頃の苦労を思えば何でも乗り越えられる！そんな気持ちで頑張っています。

皆さんにはそんな経験はありますか？

一度しかない人生、気張って、適度にゆるっとしていきまっしょい💪