こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。
「親の面倒を看やすい」「親もお金を出してくれるから」と、つい建ててしまうのが二世帯住宅。が、意外な落とし穴があるのでした。。。
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二世帯住宅に3人暮らし?
先日、親戚の冠婚葬祭に出席するために、従兄弟の家にお邪魔しました。
広い二世帯住宅だったのですが、半分(一世帯分)はがらんどうの状態。
「親父はしんじゃって、お袋は施設に入ってる」と、今は広すぎる家に今は3人(父親と娘二人)で暮らしているのでした。
ローン返済後に起こりうる悲劇
従兄弟はもうすぐ定年。「ローンはあと2年で払い終えるんだ」と話していましたが、完済後にはもはや二世帯の役割を果たしていない家というのが何とも切ない。
しかも以下のような、ローン完済後に想定される悲劇があります。
「何でも2つ分」な維持費用
家を持ったら、維持管理が必要です。
二世帯住宅の場合は、お風呂や台所、トイレなどの水回りを別にしているケースが多く、また、一般家庭よりも広いので壁や床、屋根などの面積も増えるでしょう。
その分、掃除やメンテナンスの手間もかかりますし、固定資産税やリフォーム代も通常と比べたら2軒分必要になることが想定されます。
貸しづらい、売りにくい
私の従兄弟の場合、既に親世代が家を出ており、娘2人も就職や結婚などで家を出る可能性があります。
住む人が減ったら、家を処分して手頃な物件に引っ越せばいいのでは?と思うかもしれません。
ところが二世帯住宅の場合は、一世帯の住宅よりも貸しづらく、売りづらいのです。ターゲットが「二世帯」に限定され、貸すにしても売るにしても値段は高め。特に「玄関は同じで台所は別」「一部だけ壁ぶち抜き」などの特別な仕様は、自分達にとっては便利であっても、他の人からは敬遠されやすいポイントになってしまうでしょう。
子供世代に負担が
さらに歳を取り、自分自身も住めなくなる、或いはこの世からいなくなった後は子供世代に負担を強いるようになります。
普通の家よりも相続税が高めになったり、前項の通り処分が難しい家なので維持管理費用がそのまま子供世代にスライドされます。まさに負動産、負の遺産になりかねません。
まとめ|二世帯住宅は負担も2倍だと認識すること
二世帯住宅というと、便利に感じたり親孝行をしているように感じるかもしれません。
が、建てた後のことを考えるのであれば、別々の家で「スープの冷めない距離」を保つのが現実的でしょう。
二世帯住宅をパートナー、或いは親世代から勧められた場合は、その後に起こり得ることをよくよく考えることをお勧めします。家は買ったらおしまい、ではありません。
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