こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。
8月も中旬を過ぎ、ようやく夏枯れのような相場になってきましたが、下落相場だからこそやってはいけないこと、そしてやるべきことを記事にまとめました。
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毎年恒例の?夏枯れ相場
毎年夏頃になると、国内外夏休みを取得する企業や人が増えるため株取引量が減少します。その結果、値動きが鈍化したり、小幅になるのでその状態を夏枯れ相場と呼びます。
値動きが鈍いだけで平行を保っていればいいのですが、この時期に利益確定・手仕舞い売りをする人も多いのも事実。春頃に急上昇した銘柄が適正な株価に戻ることもあり、人によっては含み益が減ったり、含み損が増えてしまうこともあるでしょう。
いずれにしても、積極的な売買や株価上昇が期待できない時期です。
下落相場でやってはいけないこと
市場全体の雰囲気が悪いと、資産の増減に不安を覚える人もいるでしょう。下落相場では絶対にやってはいけないことを4つ挙げました。
狼狽売り
まず、下落相場でやってはいけないことは狼狽売り。
どんどん下がっていく株価を見て、「さらに下がるのではないか」「ゼロになるのではないか」と不安になって、つい売ってしまうことです。
ここで注意したいのは「売ってはいけない」わけではなく、「何の計画性もなく、慌てて売ってしまう」ことです。資産が減ること、マイナスになることを冷静に受け止めて売却するのはアリですが、周りの情報に流されるまま、怖くなって売るのは止めましょう。
狼狽投資・狼狽投機
狼狽売りと同じく、狼狽投資・狼狽投機も危険です。
これは、マイナスを取り戻そうとやり慣れていない投資や投機に手を出すことで、例えば信用取引や暗号資産、FXなどに大きな資金を使ってしまうことです。
それらの手法に普段から親しんでいる人はいいのですが、そうでない人は、下落相場で始めると精神面でも冷静な判断がしづらいことからお勧めできません。
浮かれ買い
狼狽売りと同じく、下落相場でやってはいけないのが浮かれ買い。
株価が下がっているのを見て、つい嬉しくなって色々な銘柄をどんどん買ってしまうことです。が、夏枯れ相場のような、市場の動き全体が鈍い時期は多少の揺り戻しはあっても、そのままずるずる下がり続ける可能性もあります。
買うとしても本当に欲しい銘柄だけに絞るとか、1日あたりの購入資金を決めるなど、気持ちと財布のコントロールが大切です。
計画性のないナンピン
保有銘柄の株価が下がっているのを見て、平均取得単価を下げようとナンピンを繰り返すのも危険な行為です。
ここでも、ナンピン自体がいけないわけではなく、ただ下がっているからとどんどん買ってしまうことは避けるべきです。
気がついたら手元に資金がなくなっていたり、ポートフォリオに大きな偏りが出る可能性もあります。ナンピンする価格や最大保有株数などをきちんと決めておくと良いでしょう。
下落相場でやるべきこと
では、下落相場では何をすべきなのか?やるべきこと3つを纏めました。
計画的な「売り」と「保有」
前述の通り、狼狽ではない「売り」はアリです。夏枯れ相場を想定し、下落に転じる前に売りに回るのが賢明なのですが、その判断が難しい場合もあります。
売るタイミングを逃し、どんどん下げていく局面に入った際は「保有」を決め込むことも戦略の1つです。
プラスもマイナスも「確定」しない限り、利益にも損失にもなりません。確かに、下落相場でマイナスを見続けるのはしんどいですが、購入の際にきちんとした銘柄を選定していれば、緩やかではあっても株価は戻り、また、配当や優待などが期待できるでしょう。
下落相場の際は初手ですぐに売るか、売り遅れた際は保有を決め込みましょう。
買い増しは「単元未満株」で少しずつ
狙っていた銘柄が安くなっていたらついつい手を出したくなってしまいますが、下落相場ではいつが買い時なのかの判断がしづらいです。
そんな時は、100株単位で纏めて購入するのではなく、単元未満株を少しずつ買い増すことをお勧めします。
単元未満株の対応をしている証券会社はいくつもありますが、お勧めは買付時の手数料が無料となるSBI証券でとマネックス証券です。
(※SBI証券のウェブサイトより)
単元未満株で買い増しを続ければ、100株単位で一度に買うよりはお財布にも優しいですし、さらに下落相場に向かっても大きなマイナスを被る可能性が低くなります。
ただし、売却する際には手数料がかかるので、保有し続けたい銘柄だけに絞るか、100株まで買い集めるか、手数料分を省いても利益が出るまで上昇を待つかなど、購入する際は予め計画を立てておきましょう。
上がるセクター・銘柄でスイングトレード
夏枯れ相場でも、株価を上げているセクターや銘柄もあります。
- サプライズな決算やニュースがあった銘柄
- トレンド銘柄(インバウンドやAI関連など)
こういった状況だからこそ、お宝銘柄や上昇基調にあるセクターを狙い、取れる利益を押さえていくことをお勧めします。
まとめ|下落相場では狼狽&浮かれずに、コツコツと冷静な取引を
下落相場ではついつい悲観的な想像をしたり、浮かれてしまったりと、普段とは違う行動を取ってしまいがち。
こんな局面では静観するか、冷静にコツコツと取り引きをするなど、その時だからこそできることに取り組んでいきましょう。
※投資は自己責任でお願いします
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