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お勧めの本・情報

【小さな起業・お勧めの本】坪内知佳著「ファーストペンギン」

こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。

今季のドラマで一際心打たれているのが「ファーストペンギン」。この記事では原作本および、同じように時代を切り拓いた2人の女性実業家の本を紹介します。

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「ファーストペンギン」とは

24歳のシングルマザーが漁業に風穴を開ける

「ファーストペンギン」は、漁業界に風穴を開けた坪内知佳さんの実話を映像化した作品です。

舞台は山口県萩市の離島、通称「萩大島」。物語の幕開けとなる2010年当時、坪内さんは24歳のシングルマザーで萩大島とも漁業とも縁もゆかりもない状態。魚に関する知識すら覚束ない状況の中で現地の漁師に請われ、結果的に国家が打ち出す「6次産業化」事業に取り組むこととなります。

古いしきたりの中で「道を切り拓く」爽快感

「漁業界」「小さな島」「漁師社会」という、古くも狭い3つのしきたりの中、島外の人間(それも若い女性)が新しいことを進めていくにあたっては逆風が吹きまくります。

著書にも妨害や嫌がらせについて挙げられていますが、一番強い風当たりは一緒に事業を進めていっているはずの漁師たちとの軋轢。また、資金繰りの大変さも赤裸々に述べられており、「絆」「情」といった目に見えないものから「現金」「法律」といった現実的な問題が次々と立ちはだかってきます。

それでも、最悪と思われる状況に、手を差し伸べてくれる人もいるもので、1つ1つの問題をクリアしながらいつの間にか多くの人を巻き込み、全国的な活動に成長を遂げていく姿に爽快感を感じます。

 

叩かれまくっていた自分を思い出す

読みながら、正社員だった頃に叩かれまくっていた自分を思い出しました。

こんなに素晴らしい功績は残せていないものの、私も事務職から営業職に異動する際は「女なんかに、この業界の営業ができるもんか」「女の営業なんて、アパレルか化粧品くらいなもんだろ」と言われ(時代錯誤...^^;)

海外に行くとなれば「英語もできないくせに」と叩かれ、英語で結果を残したら今度は「海外営業なんて無理」とさらに叩かれ💦

最終的に、数字で結果を示したら何も言わなくなりましたが、そこに至るまでは本当に大変でした。落ち込みそうになった時は、今回のような「女性が男性社会で新風を吹かせる話」を読んでは「私も頑張らないと」「負けるもんか」と心を熱くし励みにしていたのでした。

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女性が道を切り拓く本

坪内さんの著書と同じような、「女性が新しい道を切り拓く」ストーリーを2冊紹介します。

「土佐堀川」広岡浅子の生涯

NHKの朝の連ドラ「あさが来た」の原作となった、「『土佐堀川』広岡浅子の生涯」では、明治時代を代表する女性実業家の広岡浅子氏の生涯について記されています。

「女に教育は不要」と言われた時代に、簿記や算術を独学で習得。男社会であった炭鉱事業に拳銃を潜ませながらも参画し、男性が怯むような新しい事業を次々と展開。銀行や生命保険会社など金融系の財閥を作り上げ、また、女子大設立など女性教育にも貢献した人です。

マザーハウス代表、山口絵里子さん

山口絵里子さん「マザーハウス」立ち上げに至るまでの話もお勧めです。

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」の理念からもわかるように、発展途上国の「ものづくり」に付加価値を与えた事業を展開中です。バングラデシュに乗り込んだものの、至る所で計画が頓挫し、騙され、脅され、それでも立ち上がる山口氏の信念には脱帽ものです。

涙なしでは読めない、心熱くなる実話です。(続編も出ていますが、個人的には1冊目となるこの本がお勧めです!)

 

ドラマ「ファーストペンギン」

話を「ファーストペンギン」に戻しますが、ドラマでは坪内知佳さんの役を奈緒さんが演じています。剛力彩芽さんを柔らかくしたような、透明感のある俳優さんです。

そして脇を固める役者が、堤真一、梶原善、吹越満梅沢富美男と超豪華な顔ぶれ!(あ、速水もこみちもおった!)

大筋は変わらないものの、LGBTなど現代風のテーマも織り込んだ内容になっています。また、萩大島の壮大な景色も見どころです。本を片手に試聴することをお勧めします ^^

 

まとめ|「小さな起業」で、果敢に飛び込んでいこう!

「小さな起業」で好きなことをしているつもりでも、ふとした時にモチベーションが下がったり、壁と思える出来事に直面し八方塞がりに感じることもあるでしょう。

そんな時にこういった本を読むと、しぼみかけていた気持ちに火がつけられるでしょう。また、別の切り口や方向性が浮かぶなど、事業に対するヒントが得られるかもしれません。事業に取り組みながらも、頭と心の栄養剤として「本」や「ドラマ」の摂取をお勧めします ^^

 

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