こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。
派遣社員になったら気になるのが「長く勤められそうかどうか」ですよね。この記事では、派遣先の業績確認が大切な理由と対策をお伝えします。
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派遣先の会社ではなく、部署の業績が大切!
「派遣先は有名企業。業績なんて見なくても大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、その考え方はちょっと危険です。
所属部門の業績を調べることが大事です。
大企業になればなるほど、色々な部門や子会社、グループ会社などもあります。
全体では儲かっていても、所属部門は赤字で他部署との相殺でマイナスがカバーされている可能性もあります。ですので、企業全体の業績ではなく、所属している部門に注視しましょう。
派遣社員は「人件費」ではなく「経費」
業績が芳しくないと、会社は「経費」を削減しようとします。
「社員は『人件費』でしょ?」
と思うかもしれませんが、派遣社員の給与は派遣会社に払う経費なのです。
社員は確かに「人件費」。でも、派遣社員の給与等は「経費」。「経費削減」となると、派遣社員にかかる費用も対象になるんですね。
派遣社員の給与は安い=大した経費削減にならない...わけはない
「私の給料なんて大した金額じゃないから、経費削減にもならないでしょ」と思うかもしれません。が、
あなたが受け取る給与額以上に、派遣先企業は派遣会社に支払っているのです。
業種や契約条件によっても異なりますが、企業が派遣会社に支払う金額の内の約70%が派遣社員の賃金で、「社会保険料」「有給休暇の費用」「派遣会社の経費」、そして派遣会社が受け取る「営業マージン」等が約30%を占めると言われています。
なので、「私の給料は安い=経費が安いから大丈夫!」と短絡的に考えるのはNGです。
部門の業績を知るにはどうしたらいい?
「派遣先部門の業績を知るにはどうしたらいいの?」と思うかもしれませんが、ぶっちゃけ、素直に質問するといいと思います。
正社員でも派遣社員でも、パート・アルバイトであっても、自分が勤める先がどんな企業で、どのような状態にあるのかを知るのは大切なことであり、大抵の人は聞かれても嫌な気持ちはしないし、むしろ「勉強熱心だな」と思うかもしれません。
その企業本体だけでなく、その企業を取り巻く環境(企業が属する業界がどのような状態にあるのか)や、その企業の業界内での立ち位置や取引先・競合、強み・弱みなどは知っておいて損はないでしょう。
具体的な数値までは教えてはくれないかもしれませんが、業績がいいのか悪いのかを知ることで、与えられた業務のどこを頑張ればいいのか、どのような働きをすればいいのか、どんな展望を持って働くべきかが見えてくるでしょう。
業績が悪い場合に心掛けたいこと
所属する部門の業績が芳しくない場合は、最悪のパターン(派遣切り)を考え、その会社でできることを考え取り組むべきです。
もちろん、
- その部門に貢献できる仕事をすること
- その部門になくてはならない、貴重な存在となること
- 自分ならではのポジションを築くこと
を大切にすることは当然のこととして、
他の場所に行っても通用するスキル・経験を身に付けること
をも意識した方が良いでしょう。
そういった心掛けで働くことにより、どのような環境でも自分はやっていけるという自信が付き、会社にすがるのではなく、会社も働き方も自分で選ぶ生き方ができるようになるのです。
社内で「自分のポジション」を創る方法
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まとめ|派遣先の業績を確認し、先回りで行動していこう!
雇用形態に関わらず、働いている以上、勤務先の状況をチェックしておくことは大切なので習慣付けておくと良いでしょう。
好況・不況に関わらず、常に先の社会、未来の自分を見通せる状況にしておきましょう。
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