こんにちは! MIYA(@miya38_freer)です。
作業用音声として「テレフォン人生相談」を聴いていた時期がありました。この記事では、そこから得た「人生の気付き」についてお伝えします。
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人生相談が好き
たくさんの人生を体感できるから
人生相談は、読むのも聞くのも好きです。
「こんな人生もあるんだ」「こんな事が起こるんだ」「こういう事で悩むものなのか」と、自分以外の人生を体感できるのがいいです。
例えば私は独身で子供はいませんが、同年代の主婦の悩みを聞いていると、子供がいたら、両親と同居していたら、こんな悩みが生じるものなんだなぁと想像することができます。
回答者の先生方が凄い
様々な悩み対応する先生方の洞察力の深さや潔い回答に、感心しています。
中でも素晴らしいと思うのが、相談者が言っていないことをズバッと言い当てる場面。
「もしかしてあなた、こんなこと考えているんじゃありません?」
「○○って、実はこういうことなんじゃないんですか?」
相談者のちょっとした声色、ものの言い方を感じ取って真実を見抜く力が素晴らしい。本人自体も「ああ、本当はそこが不満だったのか」「そういうことだったのか」と、意外な気付きを得ることも。
または、意図して隠していたことを指摘されることで、開き直ったり。(相手が散々悪いように言っていて、実は自分は不貞行為をしていたとか)
「これが人を見る目なのか」と感心するばかりです。
とある人生相談の回答が秀逸だった
生きる力を失くしてしまった相談者
そんな中、印象に残った相談のやり取りがありました。
相談者は60代の女性。
若い頃は親の暴力や借金に悩まされ、働きながら借金を完済。
結婚したものの夫は早々に亡くなってしまい、女手1つで子供を養育せざるを得ない事態に。
必死で働く中、がんが発覚。
治療で辛い状態でありながらも、生活を支えるために働く日々。ドラマのような、苦労の絶えない人生を歩んでこられた方でした。
そして60代になってようやく治療も終わり、子供も成人。
そこから急に、「人生終わりでもいいや」「がんが再発しても、治療しなくてもいいかな」と感じるように。
生きがいも何も感じられない、もぬけの殻の状態になってしまい、相談をしたようです。
先生の回答が素晴らしかった
それに対する、先生の回答が素敵でした。
「これまでの人生ずっと色々なことに対応してきた。それが急になくなったから、やりがいを失くしているのね」
「ずーーーっと頑張ってきたんだから、休んでいいんだよ。自分の時間を楽しんでいいんだよ」
「だってさ、あなた60代でしょ?1日の時間で言ったら夜の6時。やっと仕事が終わってこれから何しよう?っていう時間なんだよ?」
「これまでの時間一生懸命働いて、これからがお楽しみの時間じゃん!食事や飲み会、カラオケに繰り出す時間だよ? これを手放したらもったいないじゃん!」
先生曰く、人生80年を1日の時間で換算。
20歳だったら朝の6時。ようやく起き始めて「これから1日頑張るぞ!」という時。
40歳だったら正午。残り半分頑張ろう!という状態。
聞いていて、なるほどなと感心しました。
そしてこれを聞いた相談者の、これまで張り詰めていた声が一転、ほっとした柔らかい口調になったのも印象的でした。
私の人生、これからが後半戦
先生は人生80年で換算していましたが、私は90年で換算。
つまり48歳の今、これからがまさに後半戦だなぁと。
そして、私のお楽しみタイム(夜6時)は約70歳から。
一体どこで、どんな風に過ごしているんだろう?
願わくば、夫と南の島で暮らしていたい。
そんなお楽しみ時間を目指して、人生後半戦も頑張ろう!
楽しく生ききるぞ!
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